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ESGコラム

投資信託ではじめるESG投資

基礎から学ぶ 2023年3月8日

前回のコラムでは、ESG投資についてお伝えさせていただきました。ESG投資を少しでも身近に感じていただけるようになりましたでしょうか。
私たちがESG投資を行う手法には様々な種類がありますが、今回はそのうちのひとつ、投資信託についてお伝えします。

投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用し、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。少額から気軽にはじめることができ、複数の銘柄に分散投資できるので、1つの銘柄に集中投資するよりもリスクの分散が図れます。

ESGを考慮した投資信託は、運用の専門家がお客さまに代わってESGの観点から投資判断を行うので、どなたでもESG投資をはじめることができます。
そして投資信託を通じて、間接的に投資先企業にエンゲージメントを実施できるという点も魅力です。エンゲージメントとは、投資先企業が抱えているESG課題の解決などについて、投資家と投資先企業が建設的な対話を行うことを言います。エンゲージメントを通じて、投資先企業の持続可能な成長を促すことで、企業価値の向上が期待できるとともに、投資家はそうした企業へ投資することによる経済的リターンの享受が期待できます。投資信託では、お客さまに代わって運用の専門家にESGの観点に基づくエンゲージメント活動をお任せできるという点も、メリットの一つと言えます。

投資信託でESG投資を行うメリットの一例

投資信託でESG投資を行うメリットの一例
  • 投資信託は値動きのある有価証券等に投資しますので、株価、金利、通貨の価格等の指標に係る変動や発行体の信用状況等の変化を原因として損失が生じ、元本を割込むおそれがあります。
  • 投資資産の減少を含むリスクは、投資信託をご購入のお客さまが負うこととなります。
  • 一般に投資信託をご購入の際は、購入時手数料や運用管理費用(信託報酬)等の費用が掛かります。
  • 上記は選定基準の一例を示したものであり、すべてを説明しているものではありません。

ESGを考慮した投資信託にも、様々な種類があります。例えば、気候変動や海洋汚染など、特定の社会的な課題の解決に目を向けた企業に投資する株式ファンド、特定のテーマに絞らず総合的にESG評価の高い企業に投資する株式ファンド、債券・株式等を含む幅広い資産でESGを重視するバランスファンドなどです。投資対象や運用のプロセスに応じて様々な種類がありますので、ご自身のお考えに合った投資信託を選んでみてください。

ESGを考慮した投資信託の例

ESGを考慮した投資信託の例
ESGを考慮した投資信託には、投資対象や運用のプロセスに応じて様々な種類があります。
お客さまの運用スタイルやリスク許容度にあったESG投資をはじめてみましょう。
  • ESG投資は他の投資手法と同様、投資元本が保証されている投資手法ではありません。必ずしも運用成果や社会課題の解決が実現するとは限りません。

ご注意事項

  • 当ページは、りそなアセットマネジメント株式会社がESG投資に関する情報提供を目的として作成したものであり、
    いかなる金融商品の勧誘を目的としたものではありません。
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